エコノミー側溝(防音側溝)の3大特徴
FEATURES
- 設計面の特徴
- JIS-A-5372-2004で要求されている、荷重に対しての使用状態性能・終局状態性能を 満足する耐久性を有しています。
- 機能面の特徴
-
① 流水断面底部を円形状にすることで、掃流性に優れ、流水量も増加します。
② 蓋と本体の特殊接面構造により、外圧の分散機能と蓋の安定・消音が計れます。
③ 側溝蓋の民地側を高くすることによって、道路排水の民地側への流出を防止します。 - 施工面の特徴
- 製品のスリム化、軽量化を図り、運搬費・施工歩掛・工事日数が削減できます。
要求性能とその照査
CHECK
エコノミー側溝の荷重による使い分けについて
エコノミー側溝の設計荷重は、基本的にJIS A 5372-2004(※)の考え方に準拠している。
※使用状態性能(使用時に想定される常時の荷重に対しての安全性能)と、 終局状態性能(終局時に想定される荷重に対して、破壊しない性能)を満足する製品性能を有する。
※使用状態性能(使用時に想定される常時の荷重に対しての安全性能)と、 終局状態性能(終局時に想定される荷重に対して、破壊しない性能)を満足する製品性能を有する。
名称(本体) | 用途(設計荷重)による区分 | 名称(蓋) | |
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E-Lタイプ | 主として歩道に設置するもの | 群衆荷重 Q=5kN/㎡ |
Ⅰ型(フラットタイプ) Ⅱ型(マウントアップタイプ) |
E-Mタイプ | 車輛(後輪一輪 27.5KN以下)が隣接して走行することはまれで、 走行することがあっても一時待避などで低速で走行するような場所に、車道に平行して設置するもの | 輪荷重 T-14相当※ |
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E-Hタイプ | 車輛(後輪一輪 49.1KN以下)が隣接して走行することはまれで、 走行することがあっても一時待避などで低速で走行するような場所に、車道に平行して設置するもの | 輪荷重 T-25相当 |
Ⅰ型(フラットタイプ) Ⅱ型(マウントアップタイプ) |
E-Mタイプ (横断タイプ) アングル後付 |
車輛(後輪一輪 27.5KN以下)が横断する箇所に設置するもの | 輪荷重 T-14相当※ 横断 |
Ⅰ型(フラットタイプ) グレーチング蓋 |
BOXタイプ (横断タイプ) |
車輛(後輪一輪 49.1KN以下)が横断する箇所に設置するもの | 輪荷重 T-25相当※ 横断 |
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※ 設計荷重においてT-14荷重は存在しないが、T-25荷重の計算方法を基に算出した。